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会場のもてぎアクティブ セイフティ トレーニングパーク |
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パーク全景 |
ツインリンクもてぎ。
単なるサーキットだけではなく、クルマ世界のアミューズメントパークになっています。
その多彩なメニューの中のひとつに 「 リスクシュミレーション 」 というドライビングレッスンがあります、このレッスンに職場のクルマ好き10人で参加してみることにしました。
簡単にいうと「 安全な場所で危ない体験をしてみる 」。
クルマのいろいろな動きを体験すると共に、いざという時の危険回避のテクニックを養うのが目的のレッスンです。
ポイントは自分の愛車で参加(※)できること、ミッドシップなる355の動きを少しでも習得すべく参加してみました。
※ レンタル車両もあります。(有料ですが安価です)
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急制動スタート地点のビュー |
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R34Rの急制動シーン |
レッスン内容は、「 通常の急制動 × 2種類 」 、「 低μ路急制動&回避 」、「 スキッドリカバリー 」 、「 ハイドロブレーニング現象体験(デモ車同乗)」 などで、各内容を条件変更しながら5本ぐらいレッスンします。
ちなみに355でABS作動したのはここでの体験が初めてです。(笑)
筆者号は室内にあるSWでABS機能をオン-オフさせたりできるのですが、その制動距離の違いにはオドロキました、ABSってすごいのですね。
少なくとも筆者にはABSを停止させる必要性が全く予想できません、今後停止させることはたぶん無いだろうと断言できます。(笑)
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スキッドリカバリーのスタート地点 |
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エリーゼがクルクルです |
一番人気のレッスンが 「 スキッドリカバリー 」。
これは濡れたスリッピーな路面の場所に向かって直進して進入すると、入口のところでクルマが右か左のどちらか ( 方向はランダム ) に振られて強制的にハーフスピン状態になり、それをいかにして姿勢を建て直しつつ前方の障害物(ウォーターカーテン)を避けるのかを学ぶレッスンです。
これがかなりムズい。
進入速度が35キロぐらいまでならばなんとか建て直しできるのですが、40キロでは何回トライしてもクルクルスピン状態です。
ここで滑るとわかっていても、素早く適切にカウンターを当てるのって難しいんだなと痛感したレッスンでした。
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ロードコース スターティンググリッド |
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2班に分かれてのスタートです |
そしてレッスンのフィナーレを飾るのは、もてぎ国際ロードコース全4.8キロのスポーティ走行です。
走行前に簡単な説明を受けたあと、5台ずつ2班に分かれて実際に走行します。
トップにインストラクターが入る一列走行ですが、周回を重ねるにつれ結構なスピードで走行します。
途中休憩および車両点検のため1度ピットインしますが、ほとんどが1時間近く走りっぱなし。
きちんとペースカーのラインをトレースしていくのに精神的にも体力的にもかなり消耗しました。
全般にはとっても面白かったです、今までどれだけタイヤに頼っていたかがイヤというほど良くわかる内容でした。(笑)
機会がありましたらぜひ体験することをオススメします、安心してスピンできる体験なんてそうできるものではありませんし。
個人的には課題山積みでちょっと情けなくなったりもしてますが・・・。(笑)
ちなみに朝10時から夕方6時頃までのびっちり1日コース、昼食はもてぎメインスタンドのスウィートで食せるVIP待遇、10人以上なら貸しきりOK。
これでお値段おひとりさま21000円也、お値打ち価格と思います。
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