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エンジンオイル排出風景 |
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アップ |
F355の潤滑は低重心化重視のドライサンプ方式になっています。
通常多く採用されてるウエットサンプ方式と違ってオイルパンに大量のオイルを溜めなくてすむので、クランクシャフトより下の部分のオイルパンを小さくすることができます。その結果エンジン本体の重心を低く位置させることができるのです。
反面複雑でもありコスト高、珠玉のポリシーを感じます。 自動車大国ニッポンでさえ、いまだかつてドライサンプのスポーツカーは販売されたことがありませんからね。
オイル交換にはドライサンプならではの注意が必要となります。
まずオイルパンとオイルタンク両方からオイルを抜かなくてはなりません。そして規定量はオイルが暖まった時に測定します。
とどめにラインが長くなるためエンジンオイルが大量に必要となります。ちなみにオイルレベルは油温60−70℃でチェックしろとマニュアルに書いてあります。
よく耳にするトラブルとして、オイルパンだけオイルを抜いて規定量のオイルを入れてしまう、冷えた時にMAXレベルまでオイルを入れてしまう、などがあるそうで、共にオイル過剰状態になります。
結果ブローバイ通っての白煙モクモク、後ろが真っ白になるそうな。
さらに355特有の注意点があります。
まずアンダーカウルを外さないと作業することができません。さらにその目標カウルを外すためには、先に左右のディフューザーを外すことが必要になります。
さらにさらに355のオイルタンクはとっても作業がしにくい車体中央あたりに位置してます。
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オイルタンクはこんな奥です |
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アンダーカウル取るとこんなでした |
これだけのハードルがあるともはや自分で作業する気にはなりません、あっさり行きつけのフェラーリ・ショップにおまかせすることにしました。(笑)
やはり自分でやらなくてよかったと再認識させる交換作業は1時間ぐらいで終了しました。ちなみにフィルターも交換して入った量は10Lぐらい。
ちなみに交換後の走行は何の変化も感じ取れませんでした。
ま、予想通りっす。(笑)
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