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装着前の短いホイールボルト |
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よくわかりませんが装着後のロングボルトです |
無事メンテが終了し、とりあえずリコール問題の呪縛からも開放されたのですが、気になるのは車両受け取り時の主治医の一言、「 ボルトが短い 」 。
最悪ホイールが脱落する恐れがあるとか。げげげ。
ホイールが外れるとはかなり穏やかでない状況なので、自宅車庫にて検証してみました。
とりあえずノーマルと思われるボルトの各サイズを測ってみました、全長77ミリ、ボルト頭の長さ25ミリ(テーパー部分含む)、軸部分の長さ52ミリ、ネジ溝の長さは20ミリでした。
次にこのまま装着してみますと、3.5回転でロックしてしまいます、ネジのピッチが1.5ミリだとするとなんと計算上5.2ミリしか入っていません!
・・・かなり恐怖感じました、ここまで装着1年間、これまで高速道路とかでとてつも無い速度で爆走したりしてるんですから。 (冷や汗)
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ジャッキが入るように木材を利用してます |
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ジャッキアップ |
次に取付け側ハウジングを検証してみます。
取付け穴は手前側10ミリは溝がなくてフラット、その先よりネジ溝が10ミリ続いてます、なので計20ミリの深さになります。
ボルトをそのままねじ込んでみるとロックするまで11回転、こちらは15ミリ以上入ってる計算になります。
最後にノーマルホイールとチャレンジホイールそれぞれにボルトを入れて、裏から飛び出した長さを測定してみました。
おおよそですがノーマルホイールはネジの飛び出し23ミリ、チャレンジホイールは13ミリでした。
これにて一目瞭然です、つまりチャレンジホイールのオフセットが10ミリ違ってるのです。
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ハウジングはこんなです |
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10ミリロングの精鋭たち |
検証によりノーマルより10ミリ長いロングボルトを装着すればいいと結論がでましたので、さっそくながらリサーチしてみます。
ちなみにフェラーリのボルトは結構高額です、ノーマルで1本5000円ぐらいするそうな・・・
フェラーリは5穴ホイールなので必要なボルト数は20本、ノーマルボルトでも10万かかります。
国産車なら13インチのアルミとタイヤ4本セットが余裕で買えちゃう値段ですな。(笑)
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左がノーマルで右がロングボルト |
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ロングは頭が丸くなってました |
幸いながらフェラーリ用のロングボルトはスペーサー用のボルトとして何社からリリースされてました。
中にはチタン製ボルトとか選ぶことも出来ましたが、筆者は素直にフツーのロングボルトをチョイスしました、1本2000円也。
ボルトが到着して全20本を交換しましたがロックするまで7.5回転でした、10ミリ以上は入ってる計算になります、これでめでたしめでたし。
最後にこれは主治医に指摘されなければ筆者は気づかなかったことになります。
ホイール交換はその1年前に近所のタイヤショップで行ったのですが、特別指摘されませんでした。
もっともネジ長のことなんて気が付かないことでしょうが・・・ 教訓となりました。
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