日本唯一のフェラーリ専門誌 SCUDERIA ( スクーデリア )
クルマ好きなら当然ご存知のネコ・パブリッシング社、通称ネコパブ。
当初はエンスーなクルマ書籍だけを手がけてましたが、今や多岐にわたっていろんなジャンルのクルマ雑誌を定期刊行されており、世のクルマ好きを楽しませてくれてます。
そのネコパブが95年7月6日に満を持して放った(?)フェラーリ・ファンのためのフェラーリ・ワンメイク・マガジン 「 SCUDERIA 」。
このテの専門誌は発行部数があまり期待できないことと思いますが、世のフェラーリ・ファンおよび割高な価格(笑)にて現在も好評刊行中です。
はじめは季刊誌と称された年4回の刊行でしたが、好評のためか現在は偶数月発売の隔月刊誌として販売されてます。
内容は毎号真っ赤の跳ね馬一色。
ストラダーレーからオールドフェラーリ、レーシングフェラーリなどフェラーリのすべてをフューチャーしており、毎号毎号がフェラーリ知識が薄っぺらな筆者の教科書となってます。
ネタがフェラーリだけじゃ、いつかはネタ切れするんじゃないかと心配してましたが・・・余計な心配だったようです。(笑)
ちなみに奇しくも同じ頃月刊誌として刊行された同じくネコパブの「 AUTO EXPRESS 」誌はその1年後にまさかの廃刊、クルマ雑誌界の陰と陽ですね。
ちなみに AUTO EXPRESS誌はかなり好きでした、とっても残念です。
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スクーデリア誌創刊の広告 ( 95/06 ) |
あれは328をコーンズ様車検整備より無事受け取った数日後のことでした。
そのフェラーリの教科書こと、SCUDERIA誌より328の取材依頼がありました。
一応依頼経路は伏せさせていただきますが、とにかく次の号( No.24 )で328特集を組む予定なので、実際の328オーナーの愛車を掲載したいとの事でした。
なにやらオーナー談話集はSCUDERIA誌初の試みになるらしく、取材項目は各愛車の撮影と若干のコメントを掲載する予定だそうです。
この話を聞いたとき、もちろん二つ返事でOKです、むしろ狂喜乱舞の酒池肉林状態( ? )です!
なにせ自分の愛車が雑誌に掲載されるってのはそうそう無いですからね、しかも筆者ににとっては一世一代のフェラーリであり、掲載されるのはフェラーリ専門誌スクーデリア、夢かと思うくらい至福のお誘いです。
取材前日を急遽臨時休暇にして、まる1日せっせと洗車にいそしみました。
・・・片バンクになるくらいに。(笑)
前日張り切って洗車したためか片バンクになったりましたが( 早朝片バンク事件参照 )、復帰後撮影場所である神奈川県某所へ向かいました ( 画像見れば場所がバレバレですが )。
出足につまづいたため少し遅刻気味に到着すると、すでに撮影場所には依頼された328オーナー数人が集結しており、撮影もとっくに始まってます。
雑誌の取材ってどんなんだろ?ドキドキワクワク、なんて思ってましたが、あれやこれやと指図されてクルマを停めるだけ。
さっさと撮影されてすぐ終わっちゃいました。
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撮影に集結した328軍団 |
筆者の愛車 撮影風景 |
そして迎えた1999年12月6日、SCUDERIA No.24の発売日です。
さっそく本屋に駆け込んで見てみると、燦然と輝くいつもながらの赤い表紙、報告通りの328GTB/GTS特集になってます。
パラパラめくると、おおお!愛車発見!( P29上段 ) 予想してたより写真も大きくて単純に嬉しいっす〜。
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スクーデリア誌 No.24に! |
それにしても横のコメント文が気になったりしてます。(笑)
「 ネット上と現実世界の両方で328を楽しむGTBこだわり派 」 だって。
う〜ん、宣伝してくれるのは有り難いのですが、それほどサイト作りに固執してないのですが・・・ 好きだから続いてるけど飽きたらポイする逃げ腰サイトですし。(笑)
実際その1年後に328を売却しちゃったし、サイト( 当時の328専用HP )も閉じちゃったりしてます。(笑)
さらには 「 テーマ8・32のサイトの作成者として有名なお方 」とか宣伝してくれてますが、当時すでに8・32サイトは閉鎖してますし、ぜんぜん有名にもなってなかったです。 (笑)
まあ、これらのコメントは今回の影の企画士S氏さんが思うところの筆者像なんでしょう。
現実はもっとノーテンキでスチャラカな筆者ですが、たいへん楽しませて頂きました。
このスクーデリア No.24 は筆者家門外不出の秘伝の書として代々家宝にさせていただきます。
別に門外不出や秘伝にするコトも無いのですが、とりあえず家宝です。(笑)
ノストラダムスの大予言がハズレそうな1999年の世紀末に、楽しい思い出をプレゼントさせていただきました。
ホント感謝しております>S氏さん&ネコパブ社殿。
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