ベルトといっても恐怖のタイミングベルトじゃありません。
いくらなんでも、いきなりそんなんじゃ困りますし。(笑)
それにしてもフェラーリオーナー歴わずか14日目にして、早くも立ち往生の洗礼を受けました。
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某アレーゼのピット |
奥深くあるWポンプベルト |
車載されてる3本の予備ベルト |
この日フツーに一般道を走行中、突如リアのエンジンルームより 「 ポコン!パコン! 」 とかの不可解な音がしてきました。
ルームミラーで後方を見るとあれはナニ?げっ白煙だぁ!
メーターに目をやると、さっきまで75度で安定してた水温計がいつのまにかレッドゾーンで振り切れる寸前! とっさにヒーターを全開にするも焼け石に水って雰囲気、もちろん心臓はバクバクしてます。
とりあえず路肩に停車してエンジンをオフします。
しばし精神を統一してから車外に出てみると「 ジュワ・・ジュワ・・ジジ・・・」などの水が蒸発してくような不安げな音、これが焼け石に水ってのかな。(笑)
ふと見ると 車体下と後方道路には緑色の液体が・・・ これはやっぱし冷却水だよな。
はて。 けれどもそんな漏れてる水は多くないぞ?ってことはホース切れは考えにくいかな、などとあれこれ思いながらエンジンハッチを開けてみます。
あれれ、どっから漏れてるのかわかりません、どうやら冷却水リザーバータンク上部のオーバーフローラインからの液漏れでしかないようです。
すると電動ファン関係かウォーターポンプがらみかな?
ウォーターポンプ本体の故障はヤだなぁ、とあちこち見たら、な・ななんとベルトが無い!ウォーターポンプの駆動ベルトがありません。
どうやらこれはウォーターポンプの駆動ベルト切れが事件の真相のようです。
ふふ、 なんともありがたいことにフェラーリ社は予備ベルトを標準に搭載してるんですよね、オルタネーター、コンプレッサー、ウォーターポンプの3本のベルトがトランクに常備されてるのです。
もっともこれはこの状態を維持してくれてた前オーナーさんに感謝です。
しかしながら筆者自身で交換は出来ません、水温が下がった1時間後に一気にフィアット&アルファ系ディーラーの某アレーゼへと自走しました。
距離が近かったのでなんとか水温はレッドゾーン寸前で到着。ああ。
そして アレーゼにてベルト交換後無事復帰しました。
立ち往生した場所がアレーゼから近かったのと予備のベルトがあった、の幸運が重なり、事件発生後3時間で復帰できました。
不安なのはベルト。車載してあったベルトはひょっとして新車当時からのかもしんないのです。
ってことは10年以上も前のベルト? これは不安です。
その後前オーナーに確認したところ、やっぱりいつのものだかわからないそうだ、うう〜ん・・・。
ま、取り付けたメカさんはたぶん大丈夫って言ってくれたんで大丈夫でしょう、だいたいこのベルトをコーンズ様から取り寄せたとしても、そのベルトでさえ10年以上経ってるものかもしれないし。(笑)
ってことで結果オーライと信じてます。
それにしてもフェラーリでの立ち往生は予想以上に人目を引くんですね、通りすがるヒトの凝視度が99%ってカンジです。
しかもあまり好意的な視線では無く「 そんなクルマに乗ってるからだぁ 」と皆が思ってる気がしてます。これって被害妄想でしょうか?
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