「2007年2月22日、フェラーリはコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドと協議し、全額出資子会社の日本法人 “ フェラーリ・ジャパン株式会社 ” を設立することで合意、7月1日から国内におけるオフィシャル・インポーターとして輸入業務を開始すると発表した。」 (自動車ニュースより)
フェラーリ・ジャパン株式会社設立。
かねてからフェラーリが直接日本法人を設立するとは聞いていましたが、とうとう設立されたのですね。
そして筆者が一番懸念していた問題は次のように書かれています。
「新会社フェラーリ・ジャパン株式会社は、フェラーリ・アジア・パシフィックCEOのマルコ・マテアッチが統括するフェラーリ・アジア・パシフィック・ディビジョンの管轄下に置かれ、フェラーリの輸入業務を担当。
販売店においてはコーンズ・アンド・カンパニーリミテッドと認定代理店であるヨーロピアンバージョン、エムオート・イタリアとこれまでどおり強固なパートナーシップを築いてゆくという。」
とりあえず安心はできました、かつてのポルシェ・ミツワ自動車問題のようにならなかったからです。
これによりコーンズ(CORNES)は今までの総輸入元から、フェラーリ・ジャパンのディーラーとしてポジション変更することになります。
とはいうものの、しばらくフェラーリ・ジャパンの販売網はコーンズだけになると思いますし、実質的にはあまり変化が無いものと予想しています。
コーンズのフェラーリに対する今までの功績はとてつもなく大きいハズなので、ヘンな問題に発展しないで大変安心しました。
・・・そんな心配より、筆者のフェラーリ購入資金捻出困難の方が大変重要なのですが。(苦笑)
気長に待っててね>フェラーリ・ジャパン様。(笑)
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コーンズのブース(東京モーターショー2007) |
さて、フェラーリはいいものの、新たな懸念もあります。
そう、マセラティ。
現在コーンズはフェラーリ、マセラティ、ロールス、ベントレーの正規輸入代理店なのです。
フェラーリ・ジャパン設立後のマセラティはどのように扱われるのでしょうか?
噂ではFGAJ(フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパン)が、現在のアルファロメオとフィアットにマセラティを組み込んで販売するとか、別会社にしてランチアとマセラティを併売するとかの噂もあります。
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どうなる?マセラティ(東京モーターショー2007) |
ま、とりあえずは今までと同じコーンズでしょうが。
イタリア車の大元はどれもFGAですから、今後の販売展開を楽しみにしたいと思っています。(ランボルギーニだけはFGAではありません。)
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