筆者の8・32(94年登録)には標準で電圧計が装備されていました。
もちろん至極あたりまえと捕らえていたのですが、購入当時他の8・32オーナーより 「 電圧計ってどこに付いてるのですか?」「 後付けですか? 」 との思ってもみなかった質問をされました。
え?違うの??
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これが問題の電圧計 |
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調べてみると他の8・32は電圧計ではなく、その位置に 「 油圧計 」 が装備されていました。
疑問に思い文献検索してみると、付属の取扱い説明書やオートザムのショップマニュアルなどには全部油圧計で記載されてます。
もしや前オーナーが後付けした?と思いしげしげと観察してみましたが、やはり文字盤や質を比べるに純正品のようです。
一体いつ変更されたのでしょうか?
その後の調査でもう1台電圧計が標準装備された8・32の存在が確認できました。
その方の8・32も94年登録でしたのでおそらくは最終型の仕様かと推測しています。
さらに同じ年式のランチア・デドラにも油圧計から電圧計に変更されているとの報告がありましたので、テーマだけではなく、ランチア車全体での変更箇所だったのかもしれません。た
またまタイミング的に8・32生産終了間際の変更になってしまったと思えます。
それにしてもこの電圧計、動きがとっても不安でした。(笑)
画像ではきちんと12Vを指してますが、これは結構マレなことで、通常は9〜11Vの間をフラフラしています。
不安のあまりテスターでバッテリー電圧を測定したり、シガーライター電源式の電圧計を購入するなどしてましたが、ちゃんと12V以上はあるようです。
どこの電圧を測定表示してるか電気回路図にも載ってないため分かりませんが、かえって不安を募らせてくれる電圧計でした。
変更されない方がよかったような気がします。(笑)
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