こちらでは328の詳細を画像で紹介します。
少しは役に立つかもしれないし、少しは面白いかもしれない。
まあ大部分はどうってことない328の詳細なんですが。(笑)
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フロントグリルの格子の真ん中にはお約束の跳馬、英語で書くとプランシング・ホース。
ちなみにこのフロントエンブレムは他のフェラーリ・モデルに見ることのできる立体的な跳ね馬エンブレムではなく、わりと平面的な造形をしております。
一方、リアエンドの跳ね馬はちゃんとした(?)立体的な造形だったりします。
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サイドビューの強力な印象というと、ディーノをモチーフしたエアインテークと思います。
このなんとも美しい造形は別々の鋼板を手作業にて貼り付け、ハンダを盛って研磨するという、かなり面倒な手法にて製作されてたようです。
当然ドアの造形も複雑なものになり、このインテークあたりをブツけるとかなり高額な修復費が予想されます。
ちなみに運転手側のインテークはオイルクーラーへ、助手席側はエアクリへと導かれてます。
328.、308のラジエターはフロントにあります、348以降はサイドインテーク奥になります。
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ドアミラーはイタ車定番のヴィタローニ製です。
また328には308に無かった小さい跳ね馬エンブレムが取り付けられるようになりました。
その造形はボディにあわせたモダンな曲面を描いてます、ちなみに電動ミラーです( もちろん電動格納はしません )。
フロントボンネット内はスペアタイヤがどっかり居座っているので、トランクとしての機能はほとんどありません、入っても布キレぐらいかな。
前方にはツインの冷却ファンが見えます。
ちなみにラジエターがフロントでエンジンがリヤになりますので、冷却水路がかなり長いです。
総水量はなんと22L!にもなります。
水路が長いためエア噛みしやすく、最悪の場合オーバーヒートになることがあります。
オーナーの皆さまはマメにエア抜きをしましょう。
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フロントボンネットは全開にすると自動的にロックがかかる機構になってます、これを知らないまま無理やり閉めようとするとボンネットが折れ曲がります。
右画像のダンパー黒い部分の上部にある銀色のボッチがその解除ボタンです、これを押し込むことによりロックが解除できます。
ちなみにこの機構は前期型だけと聞いております、後期型は単純にダンパーのみになるそうです。
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ルーフスポイラーは当時のオプションとも聞きました。
また、ボディ同色に塗られたルーフスポイラー車もありますが、これまたオプション品だったと聞いています。
ちなみに何でか知りませんがGTBとGTSではこのスポイラーの表面加工が少し異なっています、形状こそ同じもののGTBはツルツル処理、GTSは細かいシボのある処理となっています。
328は横置きミッドシップなので、後方にトランクスペースを得ることができてます。が、場所が場所だけにかなり熱のこもるトランクとなります、きっとナマモノは一発で腐ることでしょう。(笑)
ちなみにエンジンフードは左右2本のダンパーで支えてますが、フードが重いためダンパーがヘタるとすぐオチます。
筆者号のダンパーもヨレヨレでしたので、かなりの確率で頭を挟まれました。(笑)
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フューエルキャップはCピラー近辺にありますです。
フタの部分が室内のエア排出をするスリットみたいな形状になっているので、パッと見はそれがフタだとわかりません。
ちなみに過去GSで3回ぐらいエンジンフードやトランクフードを開けられました 。(笑)
反対側のスリットは固定されたままです。
GTS(画像右端)は左右とも後部ガラス全面に黒いスリットカバーが覆われています、GTSのフューエルキャップカバーは鍵つきになります。
Bピラーがボディ同色なのがGTSの特徴です。
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ラジオアンテナは室内スイッチにより電動で伸縮します。
適当なところでスイッチを離すとそこで止まってしまう自由気まま設定方式、全部伸ばすと結構長いです。
もっとも筆者はほとんどラジオを聞かなかったので滅多に使いませんでした。
ま、筆者に限らずフェラーリオーナーってあまりラジオや音楽は聞かないものだと思いますが。
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